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よかったね、女性たち。これからですよ!

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「健康な卵子」は40歳まで。
でも、「「○○な出産」としては、現代の医療は、45まで、引き上げたのですね。

まあ、ガイドラインですから、個別に対応することも可能だと思います。

卵子は、保存し、(健康なのに)代理母を求めるご都合主義の女性たちが増えるのではないかと、
いうことの懸念があるのでしょうか。

とにかく、女性たちには、よかったです。


なんだか、ドメスティックないろんなことに、一安心……。




卵子凍結めぐり、未婚女性も認めるなどとしたガイドラインまとめ
フジテレビ系(FNN) 9月13日(金)19時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130913-00000795-fnn-soci


「卵子凍結」をめぐって、日本生殖医学会は13日、健康な未婚女性にも卵子凍結を認めるなどとしたガイドラインをまとめた。

卵子凍結は、女性の体内から摂取した卵子を急速冷凍して保存し、必要に応じて解凍して体外受精に使う不妊治療。

これまで、日本産科婦人科学会は、不妊治療中の既婚女性や、がんなどの放射線治療で卵子が傷つくおそれのある女性にかぎり、卵子凍結を認めていた。

年齢が上がると、いわゆる「卵子の老化」によって、妊娠が難しくなることが広く知られるようになり、若いうちに卵子を採取し、保存したいと考える女性が増えたことなどを受け、日本生殖医学会は13日、健康な未婚女性にも卵子凍結を認めるなどとしたガイドラインをまとめた。

のはらメディカルクリニックでは、2010年からおよそ2年間、独自のガイドラインを設けて、未婚女性の卵子凍結を行っていて、これまでにおよそ170人が相談に訪れ、32人が卵子凍結を行った。

はらメディカルクリニックの曽根田 洋子培養士は「卵を保管するところにのせて」、「液体窒素の中で凍結している状況です」と話した。

費用は、37歳の女性が、5つの卵子を凍結し、40歳で顕微授精により妊娠した場合で、およそ95万円となる。

卵子の保存期間が長くなれば、その分、コストは膨らむ。
一方で、クリニックの医師は、若い卵子を保存しておけば、高齢でも出産できるなどといった誤った認識が広がってしまうことに、警鐘を鳴らしている。

はらメディカルクリニックの原 利夫院長は「女性の年齢が45歳を過ぎると、母体の腎臓の能力が落ちてくるし、出産事態が危険になってくる」と語った。

そのため、13日にまとめられたガイドラインでも、45歳以上の女性には、凍結した卵子で不妊治療を行うことは推奨できないとしている。

また、老化した卵子は、凍結後の回復率が低下することから、40歳以上で卵子を凍結することは推奨できないとした。

はらメディカルクリニックの原 利夫院長は「それを十分理解して、上手に利用すればいい面もあるので、そこを医者とよく相談することが大切だと思います」と語った。
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最終更新:9月13日(金)19時14分

ユカタン半島に負けず劣らず(何が?)、日本列島!

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日本列島、台風が駆け巡った16日、日本で『巨大隕石落下の証拠発見=……』とうことで、
記者会見があったとのこと。

「カナダ・ケベック州には直径約100キロの『マニクアガン・クレーター』があり、年代が一致する。……」(記事から抜粋)

のだそうです。

かつて、メキシコ、ユカタン半島(Estado de Yucatán)に落ちたとされる、巨大隕石に次ぐものとのこと。

   その記事の中の、ユカタン半島に落ちた隕石の記述です。

           ↓

「約6500万年前(白亜紀末)に現在のメキシコ・ユカタン半島に落下し、推定直径約180キロのクレーターを作った巨大隕石は直径約10キロとみられ、地球が寒冷化して恐竜などが絶滅したと考えられている」

記者会見の映像を見ると、「もし、東京に落ちたら……、大阪ではどのような影響が出るか」なんて、ことに言及していた。


あと30年ちょっとは、隕石が地球にぶつからないと思われていたのに、先日、ロシアにぶつかりましたものね。

宇宙にも、ハープ奏者がいるンでしょうか? つーか、神様の趣味は、弦楽器の演奏?



*フリーダから一言、この記事読んだら、次にアップする。『ケマンモス、YUKAちゃん』の書き込みも読んでね!

    ホンジャア……。




巨大隕石落下の証拠発見=2.1億年前、岐阜と大分で―カナダにクレーター
時事通信 9月16日(月)18時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130916-00000085-jij-sctch


 岐阜県坂祝町の木曽川沿岸と大分県津久見市の津久見湾沿岸に露出した約2億1500万年前(三畳紀後期)の地層から粘土岩を採取、分析したところ、巨大隕石(いんせき)の成分物質が含まれていることが分かった。九州大と熊本大、海洋研究開発機構の研究チームが16日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
 熊本大の尾上哲治准教授は「カナダ・ケベック州には直径約100キロの『マニクアガン・クレーター』があり、年代が一致する。直径3.3~7.8キロの巨大隕石が落下してこのクレーターを作り、地球大気上層まで舞い上がった成分が遠く離れた所に降ったとみられる」と話している。
 当時の地球は大陸が大きくまとまっており、同クレーターは大陸北部、岐阜や大分の地層は赤道近くの海底にあったと考えられる。尾上准教授や九州大の大学院生佐藤峰南さんらは、巨大隕石の成分が含まれる地層が地球のどこかにあるとみて古い露出地層を探し、発見した。 
 この成分は白金族元素のオスミウム。隕石には地球の地殻より桁違いに多く含まれ、同位体「188」に対する「187」の割合が非常に低い特徴がある。粘土岩に含まれるオスミウムは前後の年代の岩石より多く、187の割合が低かった。
 約6500万年前(白亜紀末)に現在のメキシコ・ユカタン半島に落下し、推定直径約180キロのクレーターを作った巨大隕石は直径約10キロとみられ、地球が寒冷化して恐竜などが絶滅したと考えられている。
 巨大隕石の直径が7.8キロの場合、重さは推定約5000億トン。尾上准教授は「この巨大隕石の影響で、それまで繁栄していた『哺乳類型爬虫(はちゅう)類』が絶滅し、恐竜が大型化したのではないか」と話している。

最終更新:9月16日(月)18時25分




史上2番目 巨大隕石の痕跡が…岐阜と大分に
テレビ朝日系(ANN) 9月16日(月)18時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130916-00000050-ann-soci(映像あり)

 直径が最大7.8キロ。史上2番目の大きさとなる巨大な隕石(いんせき)の痕跡が、岐阜と大分の2カ所で見つかったと、九州大学などの研究チームが発表しました。

「RUPTLY」

最終更新:9月17日(火)1時40分



ついでに、2010年の記事も掲載。東日本大震災の起こる前ですね。



恐竜絶滅の原因は「ユカタン半島の地球外天体衝突」 国際グループが「論争に終止符」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/05/news063.html

論争が続いていた恐竜絶滅の原因は「白亜期末に起きたユカタン半島での地球外天体衝突」だと国際グループが結論づけた。


 約6550万年前に恐竜が絶滅した原因は「メキシコ・ユカタン半島で起きた地球外天体の衝突」と結論──東北大、千葉工業大の研究者ら世界12カ国・41人の専門家による研究結果が、3月5日に米科学誌「Science」電子版に掲載される。白亜紀末に恐竜を含む大量の生物種が絶滅した原因をめぐってさまざまな説が唱えられてきたが、研究グループは「論争は決着を迎えた」と自信を見せている。

 白亜紀末に起きた大量絶滅の原因として、ノーベル物理学者のルイス・アルバレズらは1980年、「直径10キロの地球外天体の衝突が引き起こした環境変動が原因」とする説を提唱。白亜紀と第三紀の境目の地層(K-T境界)から多量のイリジウムが見つかったのが論拠になった。91年にはメキシコのユカタン半島に、直径180キロのクレーター「チチュルブクレーター」が発見された。この「チチュルブ衝突」が恐竜絶滅の原因とする説は、日本でもテレビ番組が恐竜絶滅の原因として紹介したことなどでよく知られるようになった。

 一方、同時期にインドのデカン高原を形成した大規模な噴火(デカントラップ)が原因とする説や、複数の地球外天体なども唱えられ、論争になっていた。

 研究グループは、各国の地質学や古生物学、地球物理学、惑星科学などが学際的に集まり、世界中で報告された地質学的痕跡や衝突クレーターの物理特性、数値モデルの結果などを再検討した。

 その結果、「チチュルブ衝突による環境変動で大量絶滅が統一的に説明できることが明らかになった」という。根拠として(1)世界約350地点で報告された白亜紀末の地層にチチュルブ衝突起源の物質が含まれる、(2)衝突と大量絶滅のタイミングは厳密に一致していることを確認、(3)数値計算によれば、衝突で大気中に放出された粉塵や森林火災によるすすなどは、光合成生物の活動を長期間停止させうる──という。食物連鎖のベースとなる光合成生物=植物プランクトンが死滅したことで、恐竜などの大型生物の食料がなくなり、絶滅したと結論した。

 一方、火山噴火は約100万年にわたったものの、環境に与えた変化は小さく、火山活動が最も活発だった時期には大量絶滅が起きていないことなどから、絶滅を説明できないとして退けた。また複数の天体衝突説も、白亜紀末を含む1000万年間のイリジウム濃集度を調べた研究から、この間の巨大天体衝突はチチュルブのみだったと結論した。

マンモスYUKAちゃんに会ってきました。

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実は、その日も体調悪しで、予約しておいた二子玉川のカイロの先生に泣きついたら、

「そうとう、弱ってますね」と言われまして……。

でも、最後には、「大丈夫、まだまだ体は機能していますよ」とのことで……。

で、その数日前、ある仕事関係の若い女性(27歳)に、「フリーダさんが心配だ、絶対弱音を吐かない人だと思っていたのに」と言われて……。

でも、今は、肉体的不調の根本原因は、わかってきているし、対処療法も、個人的な対処の仕方も、
解ってきたので、こうしてPCの前に座っています。

先日、ブログに「YUKAちゃんに、会いに行く」と書いてから、いついけるのかな……と密かに
調整していたのです。

ボイトレで横浜に行くのは17日(今日ね)。でも、マンモス展は、16日まで。

カタログは取り寄せられるから、それ読んでいった気になってもいいし、体シンドイから……。

でも、カイロに行った日と次の日は、スケジュールが空いています。二子玉川からみなとみらいまで、20分ほどで行け、パシフィコ横浜も駅から近いのです。YUKAちゃんに会ってからなら、どーなっても構わないという気持ちが、沸々としてきて、カイロ後、行ってきたのです。

みなとみらいのホームから、一つエスカレーターを上ったとことに、すでに、チケットカウンター(机)
があって、そこで購入。次の、エスカレータで上がりながらチラシを読んだら、なんと、フリーダは、
入場券が半額になる〈名前〉に該当するのです。

で、買ったところに戻って尋ねると、一度払い戻して、会場の窓口で購入し直しということでした。

会場窓口は、平日でしたし午前中でしたので、二列に並んで三番目に購入できました。

「半額」に該当する人のために、窓口には、表示がされていました。フリーダは、この「該当」について知らなかったので、免許書も健康保険証(カイロは保険外)も持っていなかったのです。

持っていたのは、ガス料金のBillとキャッシュカード、Billは、住所と名前が載っていますが、名前が漢字表記なので「ふり仮名のあるものおもちですか」と言われ、キャッシュカードを表示しました。

で、名前割引のチケットを購入することになり、通し番号は、確か、7000いくつ。


カタログは購入するつもりでしたが、撮影できるところでは、しっかり写真とりました。マンモスハウス(マンモスの肉体パーツでつくった人間の家)も復元されていました。

撮影禁止エリアです。
ケマンモスYUKAちゃんは、フリーダの前に展示用に斜めに横たわっていました。
その横には、YUKAちゃん発見時から、脳を取り出すまでの過程が、何台ものビデオでながされていました。

YUKAちゃんのボディーのパーツが、アップになって撮影されていました。お尻もです。
ジーンときたのは、温暖化で溶けだした永久凍土の断崖絶壁から、YUKAちゃんのボディが、みえているところ、それを必死に取りに行く人間の姿。

まるで、この発見は、何かに挑戦しているようでもあります。

そして、レントゲンだか、CTだか、MRIで、YUKAちゃんの脳が存在していることがわかり、チェーンソーで頭蓋骨が切断され、脳が取り出されるシーンです。

   ×  ×  ×   (←シナリオでは、時間の経過を表します)



続きは、後程・・・・。肩コル

ゲノムの記事、がんの書庫に掲載しますね

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日本は、人材不足とか…。

医療関係者じゃないから、解読のお手伝いできないもの…。(ナンチャッテ!)



高速化するゲノム解読装置 「オーダーメード医療」の実現期待
産経新聞 10月8日(火)10時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131008-00000511-san-sctch



高速化するゲノム解読装置 「オーダーメード医療」の実現期待

次世代シークエンサーが開く未来(写真:産経新聞)

 DNAの塩基配列を高速で読み取る装置「次世代シークエンサー」の登場で、ゲノム(全遺伝情報)を利用した新たな医療の研究が加速している。個人差に応じて最適な治療を提供する「オーダーメード医療」の実現が期待されるが、解読精度の向上など課題も多い。(黒田悠希)

 ■1千倍の高速化

 人体は約60兆個の細胞でできている。細胞内の核には染色体があり、その中に遺伝子の本体であるDNAが詰め込まれている。2重らせん構造のDNAには、4種類の塩基(アデニン、グアニン、チミン、シトシン)が対になって並んでおり、その配列で遺伝情報が決まっている。

 塩基配列はシークエンサーという装置で自動的に解読できる。1990年に始まった日米欧などの「ヒトゲノム計画」では、英国のサンガー博士が70年代に開発した「サンガー法」を原理とした装置を使用。日立製作所の神原秀記フェローは効率を従来品の20~30倍に高める改良技術を開発し、30億個に及ぶ全配列の解読を成功に導いた。

 2005年以降に実用化した次世代シークエンサーで効率は飛躍的に向上した。バラバラにした大量のDNA断片を並列して読み、既知のゲノム配列と位置を照合して再構築する手法を組み合わせることで、従来の100~1千倍の解読速度を達成した。

 ヒトゲノム計画では解読に13年間で3千億円もの費用がかかったが、DNAの構造を解明した米国のワトソン博士が07年に自分のゲノムを解読したときは、わずか2カ月で約1億2千万円。現在は300人分に相当する1千億塩基を1日で読める装置が登場し、費用は1人当たり50万~100万円程度に下がっており、一般人が自費でゲノムを調べる時代が近づいている。

 ■がん研究が大前進

 次世代シークエンサーの登場で大きく前進したのが、がん研究だ。がん組織のゲノムを正常な細胞と比べて原因遺伝子を特定し、その働きを抑える薬の開発が進んでおり、肺がんの治療薬がすでに実用化した。

 ゲノムの個人差を解析する研究も活発化している。頻度の高い個人差は、配列中の塩基が一つだけ置き換わる一塩基多型「SNP」(スニップ)。ゲノム中に数百万カ所あるとされ、薬の効果や副作用、体質の違いなどの原因になる。

 塩基配列だけでなく、遺伝子の働きを制御するエピゲノムと呼ばれる仕組みの解析も注目されている。DNAや、DNAが巻き付いているヒストンというタンパク質に特定の物質が付着すると、遺伝子の働きに異常が起きて病気を引き起こすことがある。

 こうした情報を個人ごとに調べれば、オーダーメード医療や遺伝子診断に利用できる。乳がんのリスクが高いと診断された米国の女優、アンジェリーナ・ジョリーさんが予防のため手術したことは大きな反響を呼んだ。

 ■日本は人材不足

 次世代シークエンサーを使ったゲノム研究は急速に発展しているが、課題もある。その一つは装置の解読精度を高め、読み間違いを減らすことだ。東大の間野博行教授(ゲノム医科学)は「データを見ただけでは、解読のエラーとがん遺伝子の変異を区別できない」と問題点を指摘する。

 読み取った配列データを研究に生かすには、その配列がどのような機能を持っているかを突き止める必要がある。しかし、日本は大量のデータを網羅的に解析する専門知識を持った人材が不足しており、解析拠点を整備している欧米や中国に大きく後れを取っている。装置の開発競争でも、欧米に全く太刀打ちできていないのが現状だ。

 間野教授は「今の次世代シークエンサーだけでは、臨床応用の一般化にはまだ届かない。配列を読むだけでなく、その意味の解釈まで処理できる装置が出れば飛躍的な普及につながるに違いない」と話している。


最終更新:10月8日(火)13時44分

少子化克服には、ほど遠い、日本(人)のジェンダーへの取り組み(意識)

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西日本新聞の連載を取り上げたヤフーの記事

http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1373/
「非婚で産む」ということ
最終更新日:2013年10月8日 

「非婚で産む」という選択を、社会はどう受け止めればよいのでしょうか。母親の苦悩や婚外子の思いなどに迫る西日本新聞の連載を紹介します。



「非婚で産む」ということ(西日本新聞)


【こんにちは!あかちゃん 第10部】(10月1日‐5日)
<1>悩み抜いて「今でしょ」
 《フィギュアスケート選手の安藤美姫さん(25)が7月、結婚せずに出産したことを公表し、大騒ぎになった。彼女よりも少し上、結婚や出産をより強く意識する30代は、どう感じただろうか》

 「仕事や彼のことをいろいろ考えて決めたんだろうな。そういう生き方もあるよね」。九州南部で暮らす会社員の亜紀さん=仮名=に抵抗感はない。ただ、自身に置き換えると複雑な思いが絡み合う。 <2>女性の自己責任ですか
 「非婚で産む」ということを「女性の自己責任」と言う人もいる。「それは結婚しないなら堕(お)ろせということですか」。岩下さんは「男性も妊娠できれば、おなかの命と向き合う気持ちが分かるのに」とも思う。

 《子どもは女性だけではできない。一方の当事者である男性は「責任」をどう考えているのだろう》 <3>同じ「ひとり親」なのに
 《結婚しないまま出産、子育てをすることに抵抗感のある人は、なお少なくない。家族に反対され、孤立してしまう非婚のシングルマザーもいる》

 大みそか、ついに陣痛が始まった。病院に電話をすると「もう少し様子を見て」。心細い夜を過ごして1月1日、痛みの間隔が短くなってきた。大きなおなかと荷物を抱え、病院へ向かう。たった1人で。 <4>婚外子が感じた「世間」
 《結婚せずに出産した人、事実婚のパートナー関係が壊れた人…。それぞれの事情で非婚を選択したシングルマザーたち。一方で親を選べない子ども側は、婚外子という立場をどう受け止めているのだろう》

 「父ちゃんは戦死した」‐そう言える友達がうらやましかった。自分は「おるような、おらんような…。はっきり言えなかった」。 <5完>子どもの権利を第一に
 《この連載がスタートした1日、兵庫県明石市が全国で初めて、嫡出子かどうかを尋ねる項目を削除した出生届の使用を始めた。婚外子への差別解消を求めた最高裁の判断を受けた措置。法務局に是正を求められ、4日になって中止を発表したものの、社会は少しずつ動き始めている》

 都内で勤務する弁護士の島田さくらさん(27)も結婚せずに産んだ息子(1)を育てている。司法修習中に妊娠が分かり、弁護士の道を諦めかけたが「自分で決めたのだから最後まで頑張りなさい」という故郷の父に背中を押された。


婚外子の相続差別をめぐっては

婚外子差別は「違憲」最高裁判決で相続はどうなる? - 読売新聞(9月25日)
9月4日、最高裁判所は、「非嫡出子」(いわゆる「婚外子」、結婚していない男女間の子供のことを意味します。以下、判例の原文以外では、一般的に使われている「婚外子」の用語で統一します)の遺産相続分について、「嫡出子」(結婚した夫婦の子供)の半分とした民法900条4号ただし書きにつき、「法の下の平等」を保障した憲法14条1項に違反して違憲・無効とする、初の判断を示しました。
法律婚の有無で生じる格差の一例
「同じシングルマザーなのに…」格差が生まれる理由〈AERA〉 - dot.(9月11日)

婚外子の出生率と出生数

(ニュースがわからん!)民法の婚外子相続規定、なぜ憲法違反なの?

[出典](ニュースがわからん!)民法の婚外子相続規定、なぜ憲法違反なの? - 全文を読むには有料登録が必要。朝日新聞(9月5日)
図録▽婚外子(非嫡出子)の割合(国際比較) - 社会実情データ図録

著者(原作者)の17年の努力も著作権も「参考文献」にしかしないという感覚

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土屋アンナさんが訴えられた裁判もどうなるか。著作権をどう思っているの?

ご都合主義で、「口約束」がまかり通るなんて、出版社が著作権を守らなくてどうするの?

本が売れるには、TV局の力が不可欠って構造、そんな国から、果たして、ノーベル文学賞が誕生するのでしょうか?

結局、アイディア泥棒じゃないですか。いくら、なんでもありといってもね…。イワユル文化的水準の問題ですよね。




是枝裕和監督『そして父になる』参考文献を巡るトラブル勃発
NEWS ポストセブン 10月11日(金)7時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131011-00000003-pseven-ent


 カンヌ国際映画祭では審査員賞を獲得した是枝裕和監督(51才)による映画『そして父になる』。小学校入学を控えた子供が出産時に別の子供と取り違えられていたことが発覚、そこからふたつの家族の交流が描かれる──という作品だ。

 映画のエンドロールには参考文献として、ジャーナリストの奥野修司さんが書いたノンフィクション『ねじれた絆――赤ちゃん取り違え事件の十七年』(文春文庫)がクレジットされている。

 1977年に沖縄で実際に起きた赤ちゃん取り違え事件を追いかけたルポタージュで映画との類似点も多い。しかし、参考文献とするまでには、実はかなりの紆余曲折があった。なぜなら、映画化されることは、『ねじれた絆』を出版する文藝春秋も著者も知らされていなかったからだ。事情を深く知る映画関係者が、匿名を条件にこう明かす。

「文藝春秋に、映画を製作したフジテレビから“『ねじれた絆』を参考文献としてクレジットに入れたい”と電話があったのは今年2月下旬のことです。映画のクランクアップは昨年5月なのに、カンヌの直前になって事後承諾を求めたんですね」

 この映画関係者の話によれば、4月の初旬、フジテレビの映画製作部の社員が文藝春秋を訪れたという。この時、フジテレビ側は「原作ではなく、あくまでも参考文献」と、それまでと同じ説明を続けた。確かに映画では子供の性別や親の職業、住んでいる場所など、設定が異なる部分も少なくない。

「これについては文藝春秋側も理解はしたんですが、代わりに、今後、是枝監督が会見やインタビューを受ける際には、“『ねじれた絆』にインスピレーションを受けた”ということを話してほしいと要求したんです。フジテレビ側もそれを了承しました」(前出・映画関係者)

 そして今年5月に行われた関係者向けの映画試写会を、文藝春秋の担当者と著者の奥野さんは見に行った。

「上映終了後に、是枝監督は奥野さんと文藝春秋の担当者に、“『ねじれた絆』を読んだときから映画にしたいと思っていました”と直接話しています」(前出・映画関係者)

 是枝監督本人が、『ねじれた絆』をもとに映画にしたということを、著者の前ではっきりと認めていたのだ。そしてその後、カンヌ映画祭で賞を取ると、是枝監督には取材が殺到し、受けたインタビューは40媒体を超えた。ところが、ここから問題が起きる。

 是枝監督が『ねじれた絆』について触れたのは、約束を交わしてから半年後の9月になってからだった。しかもわずか2媒体のみで、かつて読んだことがあるといった程度のものだった。

「文藝春秋も奥野さんも、“これでは約束を充分に果たしているとはいえない”と、是枝監督に憤りを感じているようです」(前出・映画関係者)

 映画のポスターには、『ねじれた絆』の文字は一切入っていない。公式サイトにも入っていなかったが、10月7日、女性セブンがフジテレビに取材の連絡をした数時間後、「参考文献『ねじれた絆』」というクレジットがアップされた。奥野さんと文藝春秋に話を聞いた。

「映画の参考文献としてクレジットすることを了承したとき、プロデューサーのかたは“『ねじれた絆』をひとりでも多くの人に知ってもらうよう協力する”とおっしゃってくれました。その約束が充分に果たされていないと感じるのは残念です」(奥野さん)

「『ねじれた絆』は奥野さんが17年間にわたり取材を重ねて、ようやく形となった作品です。映画の製作、宣伝に際して、そのことに充分な敬意が払われていたら、もっと多くの人が『ねじれた絆』の存在を知ることになったと思います。今後については先方の努力に期待するしかないですが、具体策を示してほしいとは伝えてあります」(文藝春秋)

 一方のフジテレビは、

「映画の製作段階で、著者および文藝春秋社に『ねじれた絆』を参考文献として扱う旨をお伝えし、ご理解をいただいております。これまでも、参考文献としてどのように扱うかについてなど文藝春秋と話し合いながら進めております。今後も必要に応じて話し合いをさせていただきます」

 との回答。両者の考えの隔たりはなお大きい。

※女性セブン2013年10月24・31日号


最終更新:10月11日(金)11時31分

参考資料として、掲載します。

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ただ、フリーダの例のシナリオのある登場人物(主役ではない)のモデルは、○○○さんでは、ないのです。じゃあ、誰かって? ア○リ○、○院の○フォー○議○です。


マララさん ノーベル平和賞の重荷

木村 正人 | 在英国際ジャーナリスト
2013年10月11日 5時48分
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20131011-00028833/


1冊の本、1本のペンが世界を変える

「みんなで本とペンを手に取りましょう。本とペンは私たちの最も強力な武器です。1人の子供と1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えることができるのです」

“Let’s us pick up our books and our pens. They are our most powerful weapons. One child, one teacher, one book and one pen can change the world”
奇跡の回復を遂げ、英バーミンガムの学校に通うマララさん(マララプレス事務所提供)奇跡の回復を遂げ、英バーミンガムの学校に通うマララさん(マララプレス事務所提供)
10日、欧州議会のサハロフ賞授賞が決まったパキスタンの少女、マララ・ユスフザイさんは今年7月12日、16歳の誕生日に国連に招かれ、教育の力を訴えた。聴衆は400人だったが、マララさんは数百万人の子供たちを思い浮かべていた。

何者も恐れない凛とした訴えにスタンディングオベーションが鳴り止まなかった。「教育が一番大切です。すべての子供に教育を受ける権利があります。教育はすべてを変えることができるのです」

マララさんは国連で演説する際、イスラム圏初の女性首相で07年12月、パキスタンの首都近郊ラワルピンディで自爆テロにより暗殺されたベナジル・ブット氏の遺品である白いショールを身につけていた。

昨年10月、パキスタン北部スワット・バリーでイスラム原理主義勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」の若者に銃撃されたマララさんは英バーミンガムのクィーン・エリザベス病院に入院していたとき、ブット元首相の遺族からショールをプレゼントされた。

マララさんがショールに顔を埋めると、ブット元首相が愛用していた香水の匂いがした。ショールにはブット元首相の長い黒髪が1本残されていた。

タリバンとの戦い

女の子にも教育を受ける権利があると訴えたことでタリバンに命を狙われたマララさんがブット元首相のショールを身につけた理由はおそらく2つある。ブット元首相のように死を恐れない覚悟と、英国で学問を身につけて祖国パキスタンに戻り政治家になるという決意だ。

11日に発表されるノーベル平和賞について、マララさんは英BBC放送のドキュメンタリー番組「パノラマ 学校に通ったという理由で撃たれたマララ」で、「私の目標は平和賞をとることではありません。世界中の子供たちが学校に行けるようにすることです」と語っていた。授賞が決まれば、平和賞史上、最年少での受賞である。

しかし、これまで何度も平和賞についてスクープを放ってきたノルウェーの国営放送局NRKは10日夜、ノーベル賞委員会は若いマララさんに平和賞の重荷を背負わせるのは酷すぎると授与をためらっていると報じた。

マララさんの口を封じようと、TTP主要組織のスポークスマンは「いつでもまた狙う」と改めて殺人予告を行った。

「マララは西洋の価値観に侵されている」「西洋のイスラム批判に利用されている」という非難がパキンスタン国内にもある中で、西欧社会がノーベル平和賞を授与することでマララさんの危険がさらに大きくなることをノーベル賞委員会は心配している。マララさんを悲劇のイコンにしたくないというのが理由だ。

マララさんに平和賞を贈ることは16歳の少女に背負い切れない重荷を背負わせることになる。マララさんが11日、平和賞の選考から外れたとしても、その代わりに私たちが支援すれば教育というマララさんの夢を後押しすることになる。

欧米諸国の軍隊が14年末までにアフガニスタンから撤退し、タリバンとの対話を始めることについて、マララさんは「戦闘では平和は達成できません。対話には賛成です」と語る一方で、「私たちがテロと戦う方法は次の世代を教育することです」と宣言した。

「マララは西洋の代弁者」という批判に対し、マララさんは「私はパシュトゥン人です。パシュトゥンの文化を大切にしています」と反論している。

最後の授業

09年1月、生まれ故郷のスワット・バリーがタリバンに支配されたとき、マララさんは11歳。BBCの求めに応じ年長の女子生徒が、タリバンが支配する学校で何が起きたのかウルドゥー語でブログに書くことになっていたが、女子生徒の両親が反対した。

学校を運営していた父親がマララさんに仮名でブログを書くことを勧めた。初回のエントリーはこうつづられていた。

1月3日土曜日

「昨日、軍のヘリコプターとタリバンの恐ろしい夢を見た。スワットで戦闘が始まってから、そんな夢を見るようになった。お母さんが私に朝食を作ってくれた。私は登校した。タリバンが女の子全員に登校を禁ずるおふれを出したので、学校に行くのが怖かった。

27人クラスなのに登校してきたのはわずか11人だった。私の友達3人は家族とともに他の地方に避難してしまった。

学校から家に帰る途中、ある男が『お前を殺してやる』と言っているのが聞こえた。私は足を速めた。しばらくして男が後をつけてきていないか振り返った。私は胸をなでおろした。男は携帯電話に向かって話していた。誰かを脅しているのに違いなかった」

タリバン支配下で女の子は学校に行けなくなったが、その後、パキスタン軍がスワット・バリーを奪還した。マララさんはその後、実名を公表してパキスタンのTVに出演、堂々と女の子が学校で学ぶ権利を訴えるようになったため、タリバンから死刑宣告を受けた。

しかし、マララさんは「タリバンが私のような子供を狙うわけがない」と、タリバンを批判していた父親のことばかりを心配していた。実際に父親の友人がタリバンに銃撃されていた。

非情の銃弾

昨年10月9日、マララさんら女子生徒を乗せたバスの前に2人乗りのバイクが割り込んだ。男2人はバスに乗り込み、「マララ・ユスフザイはいるか」と叫んだ。1人は以前、取材と言ってマララさんに会いに来た男だった。

周囲の何人かがマララさんの方を見た。男たちは容赦なくマララさんに銃弾を撃ちこんだ。近くにいた同級生2人も巻き添えで負傷した。

クィーン・エリザベス病院に飛行機で輸送されたマララさんは頭蓋骨の半分が取り外され、顔の半分がひしゃげていた。神経も切断され、片方の聴力を失っていたが、マララさんは取り乱さず、自分より父親の命を心配した。

医師には「父は金持ちではないので、医療費を支払うことはできないと思うの」と訴えた。

この病院ではアフガンで被弾した兵士を治療しており、24時間体制の看護でマララさんは奇跡の回復を遂げた。ほとんど元通りに笑えるようになった。

しかし、祖国パキスタンではマララさんたちの人気者だった通学バスの運転手が逮捕され、今も自宅軟禁が続いているが、肝心の犯人は逮捕されないままだ。タリバンの取り調べを行わないパキスタン当局は事情聴取のためと言ってマララさんに帰国を求めている。

パキスタンの現実

小学校に行っていない子供たちは世界で5700万人。このうち3200万人が女の子だ。パキスタンは憲法ですべての子供たちに教育を受ける権利を認めているのに、510万人が小学校に行っていない。文盲の大人は5000万人に近く、3分の2が女性だ。マララさんの母親もその1人だ。

パキスタンではマララさんの銃撃事件の後も学校に通う女の子を狙ったテロ事件が続発。アフガンとの国境に近いクエッタでは6月、女子生徒40人を乗せた通学バスが自爆テロで爆破され、うち14人が死亡。負傷者が搬送された病院では看護婦数人が銃撃された。

犠牲者はマララさん1人ではないのだ。

マララさんは事件後、タリバンの1人から手紙を受け取った。「タリバンがマララさんを狙ったのは教育キャンペーンが理由ではなく、イスラムのシステムを構築しようとしているタリバンの努力をマララさんがぶち壊しにしようとしているからだ」と書かれていた。

マララさんは「イスラムは女の子にも男の子にも学校に行くべきだと教えています。イスラム教の聖典コーランは私たちに勤勉であるよう説いています。イスラムは平和を求めているのです」と訴える。

銃撃の恐怖がよみがえらないと言えばウソになる。しかし、マララさんはアッラーに生かされた命を教育の普及に捧げようとしている。

参考資料

「I am Malala」Malala Yousafzai with Christina Lamb(Weidenfeld & Nicolson)

英BBC放送パノラマ「Malala Shot for going to school」

英日曜紙サンデー・タイムズ「Malala'salvaged' by British doctor」Christina Lambなど多数

(おわり)


木村 正人
在英国際ジャーナリスト

ロンドンを拠点に活動する国際ジャーナリスト(元産経新聞ロンドン支局長)。日本国憲法の改正問題(元慶応大学法科大学院非常勤講師=憲法)や日英両国の政治問題、国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部で大阪府警・司法キャップを務めるなど大阪で16年間、事件記者を務め、東京で政治部や外信部を経験。2002~2003年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。2012年7月、独立してフリーに。

副作用を増やさないためには、奨励中止でしょうね。でも、副作用の出ている人にはね・・・。

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<子宮頸がんワクチン>重篤な副作用報告143件
毎日新聞 10月28日(月)21時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000100-mai-soci


<子宮頸がんワクチン>重篤な副作用報告143件

厚労省が作製したチラシ。効果やリスクについて簡単に説明している

 接種後に体の痛みを訴える中高生が相次ぎ接種勧奨を一時中止した子宮頸(けい)がんワクチンについて、厚生労働省は28日、定期接種になった4月から7月末までに重篤な副作用報告が医療機関と製薬会社から計143件あったと公表した。うち体の痛みを訴える副作用報告は37件だった。

【変わるワクチン事情Q&A】子宮頸がんワクチンの安全性と有効性は?

 同省がワクチンの安全性を検証する専門家検討会で明らかにした。同省によると、入院などが必要な重篤な副作用の報告は4~7月末でサーバリックスが93件、ガーダシルが50件だった。この中には今年3月末までの接種者も含まれる。2009年12月の販売開始以降では、両ワクチン合わせて重篤な副作用は計501件になり、うち体の痛みを訴える副作用報告は71件になった。

 厚労省は6月に接種勧奨を一時中止し、副作用かどうかを含め体の痛みを訴える症例を調査中。詳細な調査結果は次回12月の検討会で報告し、勧奨の一時中止を見直すかなどを議論する予定。

【桐野耕一】

最終更新:10月28日(月)23時17分

研究や創薬が、滞りなく進みますように・・・。

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アルツハイマー研究、根治薬・仕組み解明へ期待
読売新聞 11月4日(月)10時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131104-00000242-yom-sci

 厚生労働省の研究班(代表・森啓(ひろし)大阪市大教授)は、今月から、アルツハイマー型認知症の予防や根本治療薬の開発につながる調査研究に乗り出す。

 アルツハイマー型認知症をほぼ確実に発症する家族性アルツハイマー病の患者や家族の実態調査を実施。この病気の遺伝子を持つ人を対象にした国際研究「DIAN(ダイアン)」に参加することで、アルツハイマー型認知症全体の発症メカニズムの解明や創薬が期待される。

 全国の認知症高齢者は、推計で約462万人。主な認知症には数種類あるが、記憶障害が主症状のアルツハイマー型が最も多く、全体の約7割を占める。海外の研究によれば、家族性アルツハイマー病の遺伝子を持つ人のほぼ全員が発症し、発症の時期も40歳代、50歳代などが多い。世界では、遺伝子を持つ家系は約520見つかっているが、日本での実態は不明だ。
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最終更新:11月4日(月)11時14分

低酸素脳症、自殺(首吊り)の可能性は?

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 15歳未満の子供の脳死臓器移植、今回で4例目、この記事では、なぜ低酸素脳症になったのか、事故としか解りません。ただ、家族が、臓器提供を希望しているという気持ちだけです。

 もし、事故が自殺で、それが受け入れられないとき、そういう心理になることもあるでしょう。当事者家族でなければ解らないことでしょうが、当然、それを期待している部分もあるのでしょうし、自殺ならば、その原因も、うやむやになるということです。

 自殺だとしたら、いじめの可能性も十分あるわけで、誰が、ほっとしているかです。

 あの中国が、

「死刑囚臓器の利用停止へ「決議」=14年の転換目指す-中国」
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013110300065&rel=&g=

とのことで、臓器移植を取り巻く環境も、違法から合法になってきているでしょうが、違う倫理観を問われるかもしれませんね。まあ、どこが取り上げるかですが。すっとぼけて、見ないふりもありでしょうから。

 まあ、仮に、自殺だったらということで、書いてみました。あしからず……。
 



10代前半の少年、臓器提供へ=脳死判定、法改正後4例目―長崎
時事通信 12月6日(金)15時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131206-00000097-jij-soci

 日本臓器移植ネットワークは6日、長崎医療センター(長崎県大村市)に入院していた10代前半の少年が低酸素脳症による法的脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供に同意。7日に摘出手術が行われ、各地の病院に運ばれて移植される。2010年の臓器移植法改正で15歳未満からの脳死移植が認められて以来、4例目となる。
 少年は事故が原因で低酸素脳症になり、移植ネットの説明を受けて両親ら家族が心臓などの提供に同意。6日午前、法的脳死と判定された。
 子どもから提供された心臓は子どもの患者が優先されるため、岡山大病院で10代の少女に提供される見通し。
 他に肝臓が名古屋大病院、左の肺が京都大病院、膵臓(すいぞう)と腎臓が大阪大病院、もう一方の腎臓が長崎大病院で成人の患者に移植される予定。
 少年の家族は移植ネットを通じ「息子は『人を助けたい』と看護師になる目標を話していた。このような形になりとてもショックだが、息子が誰かの希望になればと、臓器提供の決断をした」とのコメントを発表した。 

義務教育の英語が大変身!

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今更、反対する人は野暮だよね。押しなべて若者の強みだよね。

フリーダは、もと児童英語教育に携わっていたのですよ。13年間もね。
戦後、100年近く(ちょっと大雑把!)たって、やっとこれだもの。

日本社会は、まだまだ、改正の余地ありということですよね。




文部科学省は12日、中学校の英語授業を原則として英語で行う方針を決めた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131212-OYT1T01473.htm

 高校では今年度から英語で授業が行われているが、生徒に実践的な英語力を身に着けさせるため、より早い段階から実施することにした。指導体制を強化するため、英検などの外部試験を活用し、都道府県ごとに中高の教員の「英語力」を公表する仕組みも設ける。年明けから同省の有識者会議で検討し、2020年度からの実施を目指す。

 同省では、20年度から小学校の英語教育の開始時期を現行の5年生から3年生に引き下げ、5、6年生では英語を正式な教科とする方針を決めている。現在の中学校の学習内容を一部取り入れ、基礎的な読み書きを学ぶため、中学校から英語による授業が可能になると判断した。

(2013年12月13日03時45分 読売新聞)

資料として掲載 インド集団レイプ事件の被害者女性の変化

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ジェンダー問題プラス、心のケアですよね。




集団レイプ殺害事件から1年―インド女性に変化の兆し
ウォール・ストリート・ジャーナル 12月16日(月)16時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131216-00000691-wsj-int


 【ムンバイ】メディアは彼女を「Park Street victim(パーク通りの被害者)」と呼んでいた。コルカタで集団レイプに遭ったという37歳の女性だ。恥ずかしさと気分の落ち込みを理由に、彼女は何カ月にもわたって自らの身元を隠してきた。

 しかし、この女性はその後、被害者であることを打ち明けた。1年前に別の女性がデリーのバスの車内で暴行されて殺害された事件に対する市民の大きな反感と抗議の波に背中を押されたためだ。被害を告白したのは彼女だけではない。当初黙って苦しんでいたが、1年前のこの事件とそれに続く報道を受け、タブーを打ち破って暴力を受けたと話す女性たちが急増している。

 冒頭のコルカタの被害者は今年6月18日にテレビで、自分の名前がスゼット・ジョーダンであることを明かした。被害に遭ってから16カ月後のことだった。彼女は今、「私たち女性はもはや、こういった不条理を傍観して、受け入れることはしない」と述べ、1年前のデリーの事件の被害者に対する市民の支持が彼女に「声を上げようと思わせた」と話す。

 このように、インドで性暴力を率直に訴えるという新たな精神が生まれている。それは統計が証明している。例えば、デリーでは今年1~11月に1493件のレイプが警察に報告されているが、これは前年同期と比べて2倍以上だ。セクハラやその他の女性に対する犯罪の報告も急増している。

 女性、特に比較的若い都市部の女性は、声を上げて嫌がらせに抵抗しようと強い意思を示している。たとえ相手が権力のある男性たちであってもだ。

 インド政府の法務顧問を務めるインディラ・ジャイシン氏(女性)は「暴行死事件後にデリーの街頭で見られた民衆の団結が多くの人々に勇気を与えた」と話した。

 今年8月には、女性ジャーナリスト(22)がムンバイの使われていない繊維工場で写真を撮る仕事をした際に、5人の男性に集団レイプされたことを明らかにした。この女性は裁判に訴え、被害を受けた2日後には地元メディアのインタビューを受けて「レイプが人生の終わりではない」と宣言した。

 訴えられた5人の男性は無罪を主張している。

 学校に通う2人の息子の母親でムンバイ在住のソナリ・ゴクルダスさんは「昔は『彼女はなぜこのようなことを公然と話そうとするのか』と言ったものだが、今はムンバイの全市民が彼女を支持している」と語った。

 この女性ジャーナリストが声を上げてからまもなく、企業の受付担当の女性(18)が同じ繊維工場で同じ男性グループ5人に集団レイプされたことがあると警察に届け出た。レイプ被害者を支援するムンバイの非営利団体「Majlis Legal Center」のAudrey D'Mello氏が明らかにした。この件についても告訴の手続きがなされたが、5人は罪を否定している。

 D'Mello氏によれば、18歳のこの女性は、女性ジャーナリストへの暴力に関する記事を読んで、事件を報告する気になったと話している。同氏によれば「彼女は、もっと前に声を上げていれば、(女性ジャーナリストの)事件は起こらなかったかもしれないと思い、罪の意識を感じている」という。

 だが、昨年12月16日にデリーで発生した事件に続くこうした行動は、農村地域に住む圧倒的大多数のインド女性の生活を大幅に変えるには至っていない。農村地域は抗議活動の盛んな大都市とは別世界だからだ。昨年12月に起きたデリーの事件では、女性が後になって死亡したほか、女性に同伴していた男性も負傷した。

 D'Mello氏によると、農村地域のレイプの大半は家庭内ないしコミュニティー内で発生し、加害者が被害者の知人であることが多いという。農村地域の女性は貧しく、非力であるため、こういったケースに立ち向かうのは依然として困難だ、と同氏は話す。

 しかし、都市部のとりわけ若く高学歴の女性の間には、目に見える変化があると同氏らは話している。

 ムンバイの公立病院で女性向け危機カウンセリングセンターを運営するChitra Joshi氏は、「デリーの事件以降、性的暴行の報告件数が増えている」と述べた。同氏は「女性たちは医学的な処置を受けたい、行動を起こしたいと考えているが、そこまでの道のりは依然として長い」と話した。

 女性の公の場での行動にも、目に見える変化が出ている。

 暴力を受けている女性や子供を支援する法的支援団体をデリーで運営するラシミ・アナン氏は「私の21歳の娘を見れば明らかだ。娘は以前、猫背にして鉄道の駅に向かっていた」と話し、「今は地下鉄の駅を堂々と歩いている若い女性を見かける。昔は堂々としているのは男性だけだった」と付け加えた。

参考資料 インド レイプ事件 カースト制度

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インドを揺るがすレイプ殺人 なぜ悲劇は後をたたないのか。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20130108-00022977/

伊藤 和子 | 弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長
2013年1月8日 13時42分


残虐極まりないレイプ殺人事件がインドを揺るがしている。

昨年12月、23歳のインドの女子学生がバスのなかで、酒に酔った6人の同乗者から次々と集団レイプされ暴行を受け、その後死亡した。

犯罪者たちは、鉄パイプで彼女を殴り、鉄の棒を用いて性的な暴行をしたのだという。この過酷な性的暴行により彼女は腸管を損傷、臓器不全に陥ったという。バスから裸同然で車外に放り出された後も、しばらくは警官や通行人も彼女を助けようとしなかったという。

彼女はその後、病院で手当てを受けたが、手術の甲斐なく入院先のシンガポールで死亡した。

インド全土で抗議デモが全土に広がり、規模を広げ、激しさを増しており、インドは騒然としている。

あまりにも残虐なレイプで怒りを禁じえない。

しかし、現実には、こうした残逆な女性に対する暴力は、インドにおいては後をたたない。そのことを人々は再認識したのだ。

夫が死んで火葬されるときに、一緒に妻も火に身を投げて殉死せよと周囲が迫り、自殺を強要させるサティという慣習は近年まで続いてきた。

持参金を支払わない嫁から持参金を絞り上げるために虐待し、支払えないと腹いせに火をつけて燃やしてしまうダウリー殺人はいまだに後をたたず、残虐なDVで妻を殺害する事件も枚挙にいとまがない。

求婚を拒絶されると顔に硫酸をかける硫酸攻撃、独身や夫に先立たれた中高年女性に「魔女」とレッテルをはり、魔女狩りと称して死ぬまで暴行を続ける暴力。

女性の権利を守る活動をする若い女性をコミュニティの男性が疎んじてレイプした上に両腕を切り落とすという暴力。

こうした女性に対する暴力はインドで繰り返され報道され、報道されることもないまま犠牲になる女性たちがどんなに多いことかと思う。

今回の事件が発生したのはインドを代表する都市ニューデリー、どこかの保守的、Exremeなコミュニティで発生したのではない。いかに残虐な暴力が蔓延しているかを改めて認識させるものだった。

NGOヒューマンライツ・ナウでは、2009年に調査報告書を公表しているが、インドにおける女性に対する暴力の残虐性は、日本人にとって想像を絶する過酷さであり、調査時には「どうしてそこまで」と絶句したものだ。

その原因はなんであろうか。

暴力の残虐性や、女性に対する差別意識の根深い浸透など、長年の慣習・気質については理解しがたく思うことがある。

その一方、よくわかる背景もある。

ひとつには不処罰の横行がある。女性がいかに残虐に虐待され、結果として死に至ったとしても、暴力をふるった者が有罪判決を受けることは本当にまれである。

捜査機関は、女性が殺されたとしても深刻に受け止めることなく、きちんとした証拠収集も行わず、多くの場合立件すらしない。証拠が保全されないため、また、裁判所が女性に対する暴力を軽視しているため、多くのケースが極めて不合理なかたちで無罪となる。そしてそもそも、インドでは慢性的に刑事裁判が滞留しているため、一つの有罪判決を勝ち取るために7年、10年とかかるのが通常である。

遺族の多くは、有罪判決を待ち続けるよりも前に、司法制度に絶望し、わずかな金で示談して事件を終結させてしまう。

昨年は、レイプの被害者の女性が警察に被害を訴えたところ、警察から加害者と結婚するよう逆に進められ、絶望して自殺してしまったという事件も起きている。

性犯罪をきちんと捜査し、適切な司法判断をし、不処罰を乗り超えようとする意志が司法関係者、捜査関係者にみられない(長い報告書ですが、よろしければお読みください。http://hrn.or.jp/activity/topic/post-37/)。

こうした不処罰の横行は、女性はどんなに残虐に虐待しても罰せられない、いくら虐待してもよい、という不処罰の文化をつくっているように思う。

社会に横行する女性差別、そしてカースト差別が結びついて、特に低カーストの女性には何をしても許される、という雰囲気が社会に充満している。こうした「何をしても許される」という意識の蔓延が、警察や通行人すら、裸同然にされ、重傷を負った被害者女性にすぐに手を差し伸べることもないという状況をつくりだしたのではないだろうか。

女性たちはこうしたこと、長年抗議し続けても全く変わらない現実にフラストレーションを募らせ、怒りを爆発させているのだ。

容疑者たちのうち、少年をのぞく5人は訴追され、7日、ニューデリーの裁判所に出頭し、これから司法が裁くことになる。

政府も性犯罪捜査の徹底をしていく考えを示した。

過熱した世論の要求は入り乱れており、性犯罪への死刑導入も含むさらなる厳罰化や、加害者への肉体的懲罰も含めた検討、少年法の改正(厳罰化)が提案されている。

しかし、必要なのはもっと基礎的なことだ。女性に対する暴力被害が全く救済されず、加害が放置され、横行している状況をきちんとやめさせることだと思う。

警察や公務員が女性を性犯罪から守る責務をきちんと果たすこと、女性を守るための適切な警察官等公務員の人員配置を行うこと、性犯罪被害に関するきちんとした捜査と証拠保全を行い、早期に判決を出すこと、裁判官や司法関係者の性的偏見をなくすためのトレーニング・教育を徹底することである。

子どもたちに対する教育も徹底する必要がある。

インドには活発な女性運動があり、NGOがある。

NGOによるトレーニングや女性を守る警察官の創設など、一部のグッド・プラクティスはこれまでもインドのあちこちであったけれど、政府や司法には解決のための政治的意思が見られず、一部の先進的な取り組みでは焼け石に水、全体にひろがっていない。

インドは法改正が得意な国であり、問題が起きるためにエリートによる審議会がつくられ、法改正をしてきたが、現実には、いかに素晴らしい法律も絵に描いた餅に終わり、明確なレイプ事件でも犯人を無罪放免にしてしまう実態に堕するということを繰り返してきた。

いかに素晴らしい法改正を繰り返しても効果がないので、これ以上法改正するならば、人権上問題がある強硬手段的法改正に踏み切らざるを得ないというプレッシャーを立法府は感じているはずだ(たとえば警察官による性犯罪については刑事裁判の原則である無罪推定原則が覆され、立証責任が転換された)。

しかし、そうした方向性は人権上の問題があると同時に、被害者救済や不処罰をなくすためには実は実効性がなく、真の解決にはならない。

それは繰り返された歴史が示している。

問題は法律を実行する執行体制、性犯罪の被害者を保護と予防の体制の構築であり、公務員の意識の抜本的転換、捜査機関・司法の機構改革であり、そのための政府の強い政治的意思なくして解決はないだろう。

サティや残虐なダウリー殺人があかるみになるたびに、インドでは、全土で抗議運動が展開された。

今回、かつてない規模に広がった抗議運動は今度こそ、インドの現実を変えることができるか、注目していきたい。

今年のクリスマス、がんの記事はこれでした。

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<子宮頸がんワクチン>推奨再開の判断見送り
毎日新聞 12月25日(水)21時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131225-00000111-mai-soci


 接種後に体の痛みを訴える中高生が相次ぎ、接種の推奨が一時的に中止されている子宮頸(けい)がんワクチンについて、安全性を評価する厚生労働省の専門家検討会は25日、症例の分析やワクチンとの因果関係をさらに議論する必要があるとして、推奨再開の判断を見送った。推奨の中止は継続される。次回検討会は来年1月に開かれる。

 検討会では、厚労省が接種後に体の広範囲で痛みが続く症例など130例を報告。患者を治療する医師らで作る同省研究班も現状を報告し、慢性的な痛みはワクチンを筋肉に注射することによる強い痛みや心理的な要因などが絡み合っているとの見解を示した。

 8~9月の推定接種者数も報告され、2種類合わせ約1万500人で、4~7月の計約24万人から激減した。

 子宮頸がんワクチンは今年4月から定期予防接種になり、専門家検討会は6月、推奨を一時中止すべきだと判断。半年後をめどに推奨を再開すべきか検討するとしていた。
【桐野耕一】


最終更新:12月26日(木)9時24分





くらしナビ・ライフスタイル:子宮頸がん予防、ワクチンと検診で イタリアで国際学会
毎日新聞 2013年12月18日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20131218ddm013040012000c.html


 子宮頸(けい)がんの予防に関する最新の研究について話し合う世界最大規模の学会「EUROGIN」が11月、イタリアで開かれた。日本は4月に子宮頸がんワクチンの定期接種が始まったが、接種後に原因不明の体の痛みを訴える事例が相次ぎ、現在は接種の勧奨が控えられている。海外では、子宮頸がん予防とどう向き合っているのだろう。

 EUROGINは欧州を中心に医師や研究者らが参加する大規模な学会で、今年は約1800人が参加。多くの研究結果が報告された。

 ●公費接種で感染減

 子宮頸がんの原因はウイルス感染だ。100以上あるヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、がんを起こすリスクが高い(ハイリスク型)ウイルスへの持続感染で発病する。ハイリスク型のうち、がんの原因の7割を占める2種類(16型、18型)のウイルス感染を防ぐのが、ワクチン接種だ。欧米各国は日本より早くから同ワクチンを導入しており、学会では接種者の追跡調査結果が報告された。

 オーストラリアでは2007年に国のワクチン接種プログラムが始まった。接種は学校で行われ、公費負担のため、接種率も7〜8割程度と高い。研究者は、国のデータを基に「プログラムの導入後、ワクチンを接種していない年代と接種した年代の女性を比べたところ、接種した年代の女性は、がんの前段階となる病変が明らかに減っていた」と報告。08年に国で接種を始めた英国からも、接種の導入後、ワクチンで防げる型のウイルスへの感染率が減っていたとの報告があった。

 EUROGINにはワクチンの研究者が集まるため、ワクチンの効果を積極的に評価する発表が多いのは確かだ。ワクチンは世界約130カ国・地域で承認され、接種の効果も確認され始めている。世界保健機関(WHO)の「ワクチンの安全性に関する諮問委員会」(GACVS)は6月、ワクチン接種について、日本を含む世界の事例を検討した上で「安全性に大きな懸念はない」との声明を発表した。

 ●日本は年内に判断

 とはいえ、ワクチンに対する考え方や制度の違いなどで、接種率は国・地域で差がある。

 日本で起きている痛みの事例を見過ごすことはできない。厚生労働省は年内にも、接種推奨を再開するかどうかを判断する予定だ。GACVSの声明も日本での痛みの事例にも触れ「適宜な臨床評価と適切な治療が不可欠だ」と訴えている。

 英国やオーストラリアでは政府が専用ホームページを作り、啓発や副反応・安全性の情報提供を行ってきた。オーストラリアのHPVワクチン登録プログラムに関わるジュリア・ブラザートンさんは「わが国はワクチンを接種した人の情報も登録され、副反応が出た時の受診対応や、接種との因果関係の分析・公表も迅速に行われている」と力説する。

 「ワクチンの安全性を常にモニタリングしながら、接種を進めてきた。検診とワクチンの両方に力を入れることで、私たちは今や、子宮頸がん死亡率が世界で最も低い国になりつつあるのです」とブラザートンさん。同国では今年から、HPV感染による尖圭(せんけい)コンジローマなどの予防のため、男性向けの接種プログラムも始まっている。

 ●受診率向上目指す

 「子宮頸がんの予防には、検診も欠かせない」。会場では多くの研究者が、繰り返しこのメッセージを投げかけた。

 現在ワクチンで防げるのは、ハイリスク型ウイルスのうち、16、18型の2種類のみ。ワクチンを接種してもしなくても、子宮頸がんの予防には定期的な検診が欠かせない。

 子宮頸がん検診では子宮頸部から細胞を採取して異常を調べる「細胞診」が中心だが、最近はハイリスク型のHPV感染を調べる「HPV検査」も広まりつつある。会場では「HPV検査は細胞診より、がんになる人をより正確に見つけた。HPV検査で異常がない場合、実施間隔は5年ごとで良い」との報告もあった。

 検診受診率が7割と高いフィンランドからは「未受診者にHPV検査の自己採取キットを送り、より受診率を増やした」との報告も。同じく受診率が高い英国やオーストラリアなどでは、未受診者に電話や郵便などで受診を促す取り組みも行われている。

 英エディンバラ大でHPVを研究するヘザー・キュービー教授は「わが国でも、若い世代の受診率は50〜60%程度と低い。検診に来ない人には、かかりつけ医から検診を促す手紙を2度送る」と語った。

 日本では年間約1万人が子宮頸がんになり、約3000人が亡くなっている。厚労省は20歳以上の女性に対し、2年に1回の子宮頸がん検診を推奨しているが、経済協力開発機構(OECD)のデータでは、検診受診率は37・7%で、米国(85%)、英国(68・5%)などと比べ著しく低い。

 定期的な検診受診には十分な効果がある。厚労省の担当者は「未受診者への通知も含めて検討し、継続受診率の向上につなげたい」と話している。

【細川貴代】

新しい島が、大きくなっているそうな・・・

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新島、浅い水深と大量溶岩流出でスピード合体

読売新聞 12月27日(金)10時11分配信




けして、災害ではないのだが、火山活動ちうことで・・・・・


新島、浅い水深と大量溶岩流出でスピード合体
読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000269-yom-sci

 海上保安庁は26日、小笠原諸島(東京都)の西之島付近で噴火により出現した新しい島について、溶岩流によって島が拡大し、西之島とつながったと発表した。

 西之島付近では1970年代にも噴火で新島が出現し、約9か月かけて西之島と陸続きとなった。今回は新島が確認されてからわずか1か月余りでスピード合体した。

 東大地震研究所などの火山学者は、新島の火山活動が活発で大量の溶岩が流れ出ている点を指摘する。前野深・東大地震研助教は海上保安庁の航空写真などを分析し、「70年代の噴火時に比べて1日当たり約5倍の溶岩が流出している」と話す。

 さらに、新島が出現した付近の海底が、70年代の噴火によって、それ以前に比べて浅くなっていたことも、スピード合体につながったという。

 海上保安庁によると、70年代の噴火より前は、新島付近は水深20~30メートルあったが、そのときの噴火で流れ出た溶岩などが海底にたまったことで、水深が約10メートルになっていた。

 このように水深が浅くなっていたため、今回の噴火で流れ出た溶岩が海を埋め立てて新島の陸地が急速に広がっていったという。

 中田節也・東大地震研教授は「噴火活動は1~2年続くのではないか。当面は島は大きくなっていくだろう」と説明する。
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最終更新:12月27日(金)10時11分

新春の初記事は、これ 問題ナイッショ!

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アメリカの有識者は、親日家?

ケネディ駐日大使には、マイクを向けないのかしら?



米「『失望』は靖国参拝でなく関係悪化への懸念」
TBS系(JNN) 2013年12月31日(火)12時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131231-00000014-jnn-int

 アメリカの国務省は、安倍総理の靖国参拝後に「失望した」とするコメントを発表したことについて、靖国参拝そのものではなく、近隣諸国との関係悪化に懸念を表明したと強調しました。

 安倍総理の靖国参拝後初めてとなる国務省の会見では、参拝直後に国務省が出したコメントの「失望」という表現に対して質問が集中しました。

Q.失望という言葉は靖国参拝についてのものか?それとも参拝で中国や韓国が反発するという結果に対してのものか?
 「日本の指導者の行動で近隣諸国との関係が悪化しかねないことに対するもので、それ以上言うことはありません」(ハーフ副報道官)

 ハーフ副報道官はこのように述べ、「失望」という言葉は参拝そのものではなく、中国や韓国との関係悪化を懸念したものと強調しました。

 「失望」という表現については、アメリカの一部の有識者から「戦没者の追悼方法を他の国がとやかく言うべきではない」という指摘が上がっており、この日の会見では、改めて、靖国参拝そのものに論評を加えたものではなく、同盟国としての日本との友好関係には変わりがないと強調しました。(31日09:12).
最終更新:1月1日(水)0時2分

鯨肉とイスラム教・・・・・・。

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これって、イスラム教の戒律に違反していないっていうことなのでしょうが、一応、宗教というより、
動物問題ですよね、ってことで、こちらの書庫に入れますね。

何だか興味をそそられるのですが、皆様はいかがですかぁ?



クジラ肉、イスラム教徒にも…捕鯨船が認証取得
読売新聞 1月22日(水)16時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140122-00000591-yom-soci


 日本の調査捕鯨船「日新丸」(8145トン)が、船内で行うクジラ肉の加工処理について、イスラム教の戒律に沿った食べ物であることを証明する「ハラール認証」を取得した。

 調査捕鯨は、国の補助金と前年度に捕獲されたクジラの販売利益で運営されており、国内消費のすそ野をイスラム教徒にも広げる狙いがあるという。

 ハラールは、アラビア語で「許されたもの」を意味する。認証を得るには「豚肉やアルコールを含まない」など細かい規定を満たす必要があり、イスラム神学者らでつくる認証機関が、食品の成分や製造工程を審査している。

 日新丸を所有する共同船舶(東京都)によると、同船が広島県尾道市に係留中の昨年11月13日、認証機関が船内で加工処理の過程を確認。手の消毒で使っていたアルコールがイスラム法上認められないと指摘を受け、次亜塩素酸ナトリウムに変更し、同24日に認証された。
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最終更新:1月22日(水)16時2分

快挙! 早稲田も医学部を作ればいいのに、ナンチャッテ

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理化学研究所、「万能細胞」を新手法で作製 iPS細胞より効率的
フジテレビ系(FNN) 1月30日(木)6時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140130-00000142-fnn-soci

兵庫・神戸市の理化学研究所は、どんな細胞にも変化する万能細胞を、新たな手法で作製することに成功したと発表した。
理化学研究所の小保方 晴子研究ユニットリーダーは「特定の1つの応用に限局するのではなくて、数十年後とか、百年後とかの人類社会の貢献を意識して研究を進めていきたいと考えています」と話した。
理化学研究所の小保方 晴子研究ユニットリーダーらは、マウスの体細胞を酸性の溶液に入れて刺激を与えることで、どんな細胞にも変化する「万能細胞」になることを発見した。
「STAP細胞」と名づけられたこの細胞は、遺伝子の操作が必要なく、同じ万能細胞の「iPS細胞」と比べ、短期間で効率的に作ることができるという。
小保方研究ユニットリーダーは「STAP細胞は、一度分化した細胞が、まるで赤ちゃん細胞のように、よみがえるというか、若返ることを示しておりますので、もしかしたら、夢の若返りも目指していけるのではないかと考えております」と話した。
研究チームは今後、人間の細胞にも適用できるのか、研究を進めていく方針で、臓器の再生や、がんの抑制などへの応用が期待されている。.

最終更新:1月30日(木)6時47分




論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙
読売新聞 1月30日(木)6時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000213-yom-sci

論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙

白衣の代わりにかっぽう着を着て実験を行う小保方晴子・理研ユニットリーダー(29日午後、神戸市中央区で)=枡田直也撮影

 生物学の常識を覆す発見を世界に先駆けて公表したのは、30歳の日本人女性が率いる国際研究チームだった。

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子さんが研究を着想してから6年。意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」を作ったとの論文は当初、一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否されたが、日本のベテラン研究陣の後押しが成功に導いた。

 小保方さんは早稲田大理工学部を2006年に卒業後、高校時代から憧れていた再生医学の研究を開始。この年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと発表した山中伸弥・京都大教授の講演を聞き、研究に打ち込む決意を強めた。刺激で細胞を変化させるという今回の成果につながるアイデアが浮かんだのは08年に留学していた米ハーバード大でのことだった。

 実験で極細のガラス管にマウスの細胞を通すと、予想より多い幹細胞ができた。「狭い場所を通る刺激がきっかけになったのではないか」と発想を転換して研究を続けた。

 しかし、米国の専門家にも共同研究を持ちかけても、実績のない若手は相手にされない。救いの手を差し伸べたのは10年、センターで研究中の若山照彦・現山梨大教授(46)だった。世界初のクローンマウスを作った若山さんは、突然訪ねてきた小保方さんの協力依頼に「最初は信じられなかったが、僕が証明できれば米国に勝てると思った」と応じた。

 毒素を使ったり、細胞に栄養を与えず飢餓状態にしたり……。11年にセンター客員研究員になった小保方さんは実験を続け、その年の冬、若山さんと、STAP細胞からできた細胞を持つマウスを誕生させた。

 権威ある科学誌ネイチャーに論文を投稿したが、掲載は却下され、審査した研究者からは「細胞生物学の歴史を愚弄している」という趣旨のメールも届いた。肩を落とす小保方さんを、幹細胞研究の第一人者である笹井芳樹・副センター長(51)らが支援。データを解析し直し昨年3月、論文を再投稿。掲載が決まった。

 研究室のスタッフ5人は全員女性。研究室の壁はピンクや黄色で、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」という。

 理系の女子学生や女性研究者を指す「リケジョ」が注目される中で飛び出した成果。日本分子生物学会理事長の大隅典子・東北大教授(53)は「発生生物学は多くの女性研究者が活躍してきた分野。若手が見つけた小さな芽を、周囲のサポートで結実させた点もすばらしい」と喜んだ。

 これから世界で激しい競争が予想される。「プレッシャーを感じるが、10年後、100年後の人類社会への貢献を意識して、一歩一歩進みたい」と決意を話した。
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最終更新:1月30日(木)6時41分

快挙の続編 STAP細胞 

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<万能細胞>世界で初の作製 簡単、がん化せず 理研など
毎日新聞 1月29日(水)20時59分配信

スクリーンのSTAP細胞を指さす理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー=神戸市中央区で2014年1月28日、川平愛撮影

 マウスの体細胞を酸性の溶液に浸して刺激を与えることで、あらゆる細胞に変化できる万能細胞を世界で初めて作製することに成功したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)など日米の共同研究チームが発表した。作製が容易で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)で問題になるがん化や染色体への影響も確認されていない。iPS細胞では作れなかった胎盤への変化も確認され、より受精卵に近い能力を持っていると考えられる。画期的な成果で、30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載される。

【祖母のかっぽう着姿で実験…研究を主導した小保方さんはどんなひと?】

 今回の万能細胞は「STAP(スタップ)細胞」(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得=Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency=細胞)と名付けられた。細胞が刺激を受け、受精卵に近い状態に逆戻りする性質(初期化)があることを証明したのは初めて。

 研究を中心に進めた同センターの小保方晴子(おぼかた・はるこ)・研究ユニットリーダー(30)によると、マウスのリンパ球を弱い酸性(pH5・7)の溶液に30分間入れた後、別の培養液に移すと、2日以内にリンパ球が本来の性質を失った。細胞の数は7日目に約5分の1に減ったが、残った細胞のうち3~5割が万能細胞特有の性質を示した。

 これらを別のマウスの受精卵に移植すると、体のあらゆる部分にSTAP細胞からできた体細胞が交じったマウスが生まれ、STAP細胞がさまざまな細胞に変化することが証明されたとしている。

 今回、万能細胞の作製効率はiPS細胞より高く、作製期間もiPS細胞の2~3週間より短かった。また、リンパ球の他にも皮膚などの細胞で成功したほか、細胞を細い管に通す▽毒素をかける--など、さまざまな「ストレス」を与えることでも初期化できたという。

 動物の体は、元は全ての種類の細胞になる能力を持った1個の受精卵から始まる。一度、特定の細胞に変わると元に戻らないが、山中伸弥・京都大教授が細胞に4種類の遺伝子を入れて、初期化に成功、iPS細胞と名付けた。初期化は核移植(クローン技術)でも可能だが、今回の方法は、遺伝子の導入も核移植も必要としない。

 今後はヒト細胞での作製が課題となる。成功すれば、再生医療や創薬など幅広く応用できるほか、初期化のメカニズムの解明によって、体内で細胞を若返らせたり、老化やがん、免疫などの研究に役立つ可能性がある。

 小保方リーダーは「研究をさらに進めれば、体の中での臓器再生やがんの抑制技術に結びつく可能性がある」と説明した。【斎藤広子、根本毅、須田桃子】

 【ことば】万能細胞

 初期の受精卵のように皮膚や心臓、胃、腸など体のあらゆる器官の細胞に変化できる細胞。再生医療への応用が期待される。ES細胞(胚性幹細胞)や、山中伸弥・京都大教授が作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)は胎児の全ての細胞に変化できたが、胎盤は作れないため「多能性幹細胞」という。

 ◇発見者は30歳女性

 STAP細胞の研究を主導した理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)は千葉県松戸市出身。2006年早稲田大先進理工学部応用化学科卒。早稲田大大学院に進んだ後、東京女子医大先端生命医科学研究所の研修生として再生医療の研究を始めた。博士課程1年だった08年から約2年間、米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授の研究室に留学し、今回の成果につながる研究を開始。11年に理研の客員研究員になり、13年3月から現職。

 ◇日本人の成果、誇り…iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長の話

 重要な研究成果が、日本人研究者によって発信されたことを誇りに思う。今後、人間の細胞からも同様の手法で多能性幹細胞が作られることを期待している。マウスの血液細胞に強いストレスを加えると、多能性が誘導されることを示した興味深い研究であり、細胞の初期化を理解する上で、重要な成果である。医学応用の観点からは、iPS様細胞の新しい樹立法ともとらえることができ、人間でも同様の方法で体細胞において多能性が誘導された場合、従来の方法とさまざまな観点から比較検討する必要がある。

最終更新:1月30日(木)11時29分



クローズアップ2014:万能細胞、初の作製 iPS上回る可能性
毎日新聞 2014年01月30日 主な多能性細胞の特徴
http://mainichi.jp/graph/2014/01/30/20140130ddm003040137000c/001.html


万能細胞:世界で初の作製 簡単、がん化せず 理研など
毎日新聞 2014年01月29日
http://mainichi.jp/graph/2014/01/30/20140130k0000m040087000c/002.html

ノバルティスファーマ、白血病治療薬

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 治験の歴史には、大昔から悲惨な事例、ずるい事例、非人道的事例、殺人のような事例がありますよね。血液疾患の治験は、残念なことに、そういったところがありますね。日本の悲惨な歴史と平行して。

 何度も、このブログで触れましたが、血液疾患は、どの民間医療保険のパンフレットを見ても、
治療日数が、どんな疾病、どんながんより、長く設定されています。
 
 例えば、過去に、血液内科医が、自分の恋人の看護師に流産させるため、悪魔のように点滴を行ったり、信じられないような、事件が起こったりします。

 残念ながら、そういったことが、行われるような、側面も現実にあるのです。

 今度の問題は、外資製薬会社と東大、厚生労働省の「医政局」が絡んでる。

 医政局とは、治療や医療技術に〈振興〉と言う形で、関わっているのですね。
それに「尊厳死法制化」に関わる部署です。

 患者へのアンケートとは、いかなるものなのでしょうか。(ウガッタちゃん久しぶりに登場!)

 永田町では、尊厳死法制化PTの活動が続いているようですね。

 現代の日本人は、死生観を正面から捕らえることが苦手です。がん患者の死生観を利用して、
法制化に一気に進もうと言う考えもあったことは事実です。

 まあ、利用価値のある、がん以外の疾病も、いろいろあります。

 今後は、何を利用し、世論にアプローチしていくつもりなのか、政治的つながりはあるのか、
はたまた、メディアの勇み足なのか、しっかり、見ていきましょう。




生労働省に重要事実「隠ぺい」の疑惑
白血病薬臨床研究で新たなスキャンダルに発展も
岡田 広行 :東洋経済 記者
2014年02月14日
http://toyokeizai.net/articles/-/30764


大手製薬会社ノバルティスファーマが関与した白血病治療薬を用いた医師主導臨床研究をめぐる不祥事(関連記事を参照*)で、新たな問題が浮上している。

厚生労働省の担当部署が研究の中心を担った東京大学医学部附属病院から具体的な不正の内容を聴取した記録を残しておきながら、その内容を伏せた形で別の文書を作成していたことが分かった。

今回、取材の過程で入手した「機密性2」と記載された2月13日付けの厚労省医政局作成の文書には、「事実関係の詳細については承知していない」と記されている。この文書は、厚労大臣や担当局長など上層部にも提出されているとみられ、今後、大きな問題になりそうだ。


〈重大な事実を明かさない厚労省〉

実はこの件には伏線がある。この「機密2」文書が作成される3日前の2月10日、厚労省医政局で作成された東大病院への聴取記録には、次のような記載がある。

「なお、未だ報道されていない事実として、医局の技術補佐員が、ノ社のMRの依頼に応じて、全てのアンケート用紙のコピーを渡していた事実あり」

そして、この情報を踏まえたと見られるスクープ記事が13日付けの毎日新聞朝刊に掲載された。

臨床研究を所管する医政局研究開発振興課の担当者に毎日新聞報道の事実関係を確認したところ、「(すべての患者アンケートコピーを渡していたという)事実があるかどうかの詳細は把握していない」と回答した。「医薬品・医療機器産業の振興」を所管する医政局経済課の担当者も、「東大病院とノバルティスの間で説明内容に食い違いがある」ことを理由に、「確定した事実はわからない」などと答えている。

ところが実際には10日付けの厚労省作成文書から明白なように、東大病院が患者へのアンケートをノバルティスのMRに渡していたことを厚労省はすでに把握していた。当然、厚労省側はこの行為が不正行為に当たることを認識している、同じ文書の中で「東大に対しては、『臨床研究に関する倫理指針』違反の観点からも調査・報告するよう指示した」との記述があることからも、それは明らかだ。

厚労省はノバルティスおよび東大病院に「早急なる調査実施」を指示する一方、両者から重要な情報を得ておきながら、開示しないままにしている。その一方で、2月10日付け文書では、「リスクヘッジの観点から」として、「ノ社、東大に対し、マスコミからの接触や、新たな事実発覚があった場合、速やかに厚労省に報告するよう要請済み」との記述もある。

「医師は自ら真相を開示すべき」

「リスクヘッジの観点から」の意味について問うと、前出の研究開発振興課の担当者は、「両者が自らのリスクをヘッジをするために、という意味」と答えた。しかし、文章の前後関係からみて、「監督官庁として、両者から重要な報告が上がってこないリスクを回避するため」、あるいは「両者と厚労省の説明に食い違いが生じないようにするため」と読むのが自然だろう。

臨床研究の不正問題に詳しい上昌広・東京大学医科学研究所特任教授は、「東大病院など臨床研究に関与した医療機関の医師は自らの責任で真相を明らかにすべきだ。さもなければ関係者の間で隠ぺい工作が行われていると国民に思われても仕方がない」と警鐘を鳴らしている。



(関連記事参照*)

臨床研究にMR関与、ノバルティスの重い罪 実際は製薬会社主導だった
http://toyokeizai.net/articles/-/30082
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